外壁塗装をする際、今までと異なる色に替えることは可能です。外壁塗装の施工をきっかけに色替えをすることで、気分を一新することができるでしょう。しかし、色を選ぶ際には注意する点がいくつかあります。では、外壁塗装の色選びで知っておきたい注意点をみてみましょう。
試し塗りをしてもらおう!
外壁塗装の色を選ぶ際、色選びをする必要があります。今までの色と同じものを選ぶこともできますし、全く異なる色を選ぶことも可能です。業者によっては、色の試し塗りを家の壁にしてくれるところもあります。つまり、実際の家の壁に候補となる色の塗料を塗る試験塗りをしてくれます。実際に塗ってもらうことで、外壁がどのように見えるかをイメージしやすくなるというメリットがあります。可能なら依頼する業者さんにお願いしてみることができるでしょう。
色選びを失敗しないために・・
自分の好きな色で外壁塗装をしたいものですが、周りの景観も配慮して色を選ぶことも大切です。近年、個性が重んじられる時代になりましたが、外壁という目立つ部分に個性を出すことは、日本ではまだあまり受け入れられていません。
ですから、個性は控えるようにし、近所の家の外観を見ながら、街の景観を損なわない色を選ぶならトラブルなどに巻き込まれることを回避できるでしょう。そのために、まず家の周りを散歩し、地域に溶け込む色を候補として選びましょう。晴れている日だけでなく、曇りの日や雨の日などにも観察することで、外観の色のイメージも異なってきます。また天気に加え、朝、昼、夜と異なる時間帯に観察することも大切です。
2色以上使用する場合は配色に注意!
塗料は単色で行うことが一番無難ですが、個性を出すためにツートンカラーにする家も増えています。外壁に2色、またはそれ以上の色を使用する場合は、全く異なる色を選ぶことはNGです。なぜなら、見た目が派手で個性が強すぎるからです。ですから、2色以上の塗料を使用したい場合は、調和がとれた同系色か彩度が同じ系統の色を選ぶのがポイントです。また色選に加え、色の種類が増えることで塗る技術も求められますので、実績のある業者を選ぶことも重要になってきます。
色選びで悩んでいるなら、塗料メーカーが作成したカラーサンプルを参考に慎重に検討されることをおススメします。またすでに業者さんが過去に行った事例などの写真を参考にすることもできるでしょう。