外壁塗装の見積もりを依頼し見積書を受け取っても、その見方が分からない・・という方は少なくありません。外装塗装の見積もり内容を理解することが出来なければ、価格が適正なのかも分からないので見積もりの見方をマスターすることは大切です。では、外装塗装の見積もり書の見方についてみてみましょう。

外装塗装の見積もり書の見方が分かるメリットとは?

見積もり書の内容を理解することができれば、適性な価格や単価が分かるため騙されるようなことはありません。それには膨大な費用を請求されることや、必要以上に広い面積塗られてしまようなことを避けることができます。もし外壁塗装についてよく理解していないと、提示された見積もり書の内容で工事を進めてしまい、被害にあってしまう可能性もあります。また、見積もり書の内容を理解していれば、その通りに工事が行われているかどうかも判断できます。つまり、見積り書の見方が分かれば、悪徳業者に騙されなくなります。

見積もり書にある項目とは?

見積もり書には専門用語が記載されているため素人では難しい言葉もありますが、どのような項目があるのでしょうか?「仮設工事」とは外壁塗装を行うために必要な工事のことで、外壁塗装は足場を組んで工事を行うため仮設工事が必要なケースがあり「仮設足場」と記載されます。また足場設置するとその周りをメッシュで覆う工程を「養成メッシュシート(飛散防止ネット)」と記載する見積もり書もあります。

外壁塗装をする際には下地処理が必ず行われますが、それにはコケや藻、古い塗料などを取り除く「高圧洗浄」、外壁のひび割れを補修し雨漏れを予防する「クラック処理」などがあります。さらに住宅の窓やドアとの隙間を埋める「シーリング打ち増し」や「シーリング打ち替え」なども住居の劣化度合いによって行われます。

外壁塗装回数は3回が基本!

外壁塗装の項目をチェックする際、塗装回数や塗料の種類に注意しましょう。塗装回数は「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3回の工程が基本となっています。ケースによっては2回、4回のことありますが、ほとんどありませんので、もし見積もり書に記載されているなら注意が必要です。また、使用する塗料のグレードのよって単価が異なってきますので、使用する塗料の単価をしっかり確認しましょう。

これらに加え、外壁塗装を行う際には、工事費用の10%程度が「諸経費」として記載されます。諸経費には現場の管理費用のことで、それには駐車場代や交通費などが含まれます。