外壁塗装工事はまず業者選びからはじまり、現地調査、見積もり書の作成、そして、契約をして工事へと進みます。実は、多くのステップを踏んで始まる外壁塗装工事には、その工程と期間にルールがあることをご存知でしたか?悪徳業者に騙されないためにもそのルールを知っておくことは大切です。では、外壁塗装完了までの日数や作業手順について詳しくみてみましょう。
外壁塗装工事の流れとは?
外壁塗装工事には工程の流れがあり、その工程に設けられた期間内で作業を進めていくことが求められています。まず外壁塗装工事初日には、ご挨拶(近隣へのご挨拶も含まれる)と塗装準備をします。2日目は足場の組み立てです。3日目は塗装前の洗浄、4日目は下地処理作業、5日目は塗装前の養生作業と塗装に向けて準備を進めていきます。そして、6日目に下塗り、7日目に中塗り、8日目に上塗りを行います。9日目は点検と必要ならば手直し、10日目に片付けと足場の解体と撤去を行い工事完了となります。このように何事もなく順調に進んだとしても、最低10日間は必要となります。
10日間よりも短い外壁塗装工事は悪徳業者かも?!
外壁塗装工事に必要な各工程は、丁寧に行うと最低1日はかかります。ですから、もし塗装業者に10日間よりも早い日程で終わる工程を説明されたら、悪徳業者である可能性が高いので注意が必要です。悪徳業者の多くは、何かの工程を省いたり、塗りの乾燥期間を短くするなど何かしらの作業を手抜きします。ですから、外壁塗装工事を依頼する前に、どのような流れで作業が進むのかを把握しておくことはとても大切です。
外壁塗装工事のスケジュール表とは?
外壁塗装工事を依頼するお客様の立場では、作業にかかる期間を前もって知っておくことはとても重要です。ですから、もし契約書に工事期間であるスケジュールが記載されていないなら、工事期間が記載されてている契約書をもう一度作成してもらうようにしましょう。塗装業者によってはスケジュールを記入すると、それが遅れた場合にクレームが生じることを恐れて契約書に期間を記載しないこともあります。
しかし、依頼主にとって工事期間はとても大事なことですので細かなスケジュール表をお願いすることは正しいことです。雨などの天候や洗浄・塗料乾燥に日数が延長することもあることなどスケジュール通りにいかないことも想定していることを業者に前もって伝えておくことができるでしょう。