外壁塗装の施工をしている時は、職人さんが作業をしやすいように家やアパートの周りに仮設足場を囲み、その上から塗料の飛散防止シートが張られます。建物の大きさにもよりますがある程度の期間かかるため、洗濯もいつも通り行わなければいけません。洗濯物にニオイは付かないのでしょうか?
外壁塗装工事中は室内に洗濯ものを干すのがベスト!
洗濯物は外で太陽をしっかり浴びて乾かしたい!という方も多いことでしょう。しかし、外壁塗装工事中は、室内に干すことがベストです。室内に洗濯物を干す場所がない・・、生臭いニオイが苦手!という声もよく聞きますが、外壁塗装工事中に外へ洗濯物を干してもいいことはありません。外壁塗装工事は1日で終わるものではなく、ある程度の期間を必要としますが、コインランドリーを利用したり、洗剤を変えるなど工夫をし、室内に干すようにしましょう。では、外に洗濯物を干すとどのような被害があるのかをみてみましょう。
屋外に洗濯物を干すとどうなる?
では、外壁塗装工事中でも洗濯物を屋外へ干すとどうなるでしょうか?まず洗濯物にさまざまなものが付着する可能性があります。外壁塗装工事は、どんな種類の壁でも塗料を使います。そのため、衣類に塗料がついてしまうこともあります。また、塗料を塗る工程以外でも、高圧洗浄をする際に外壁を洗い流した泥水が跳ねて衣類に付着する恐れもあります。
さらに、弱溶剤塗料や溶剤塗料のようなニオイが強い塗料を使用する場合、シンナーのニオイが衣類についてしまうこともあります。衣類に被害が出ることに加え、洗濯物を屋外に干すことは職人さんたちの作業を低下させてしまい、手抜きをされてしまったり、作業効率が悪くなることで工事期間が長くなり人件費がかかり費用が高くなる可能性もあります。
外壁塗装が人体に及ぼす影響とは?
塗料のニオイはとても強烈です。特にシンナーの影響は洗濯物にニオイが付く原因となるだけでなく、人体にも悪影響を及ぼす可能性があります。ですから、洗濯物を屋外に干すことはもちろんのこと、室内にニオイが入らないよう工夫してもらうことができるでしょう。
それには通気口をふさいだり、窓をしっかり閉めることなどが含まれます。また、外でペットを飼っている場合は、場所を変える必要があるでしょう。さらに、近所に家が隣接している場合は、風向きなどで塗料が飛ぶ可能性もあるので、洗濯物を室内に干すよう一言声をかけることも大切です。